保護者向けプログラム
お父さん大好き!お母さんステキ!
子が親を慕い、親が子を愛おしむ温かい相互のやり取りが
人間力を育むベース
プログラムの目的
この保護者向け心理教育プログラムは、愛情に基づく健康的な家庭を構築し、こどもの心の健やかな心の育ちを保障するための重要な要素です。
家庭の構成員が明確な目標を持ち、生き生きと生活する姿は、こどもに健全な家族観を育む基盤を提供します。参加者は自己成長を促し、安定した環境を作り出すことが期待されます。
本プログラムは相互理解や信頼関係の構築を目指し、親としての役割を再確認することで、自分軸を育成し、こどもの成長に生きる見本となることを目的としています。
プログラム内容
対象 保護者
期間 1年間(全24回)
・マインドスキルアップ編各120分×10回、マインドスキルアップ編まとめ2回
・ワークショップ2回
・個別サポートセッション30分×チケット制(10回)
価格 100,000円(一人あたり年間)
グループ 最大10名1単位
ホームワーク有
マインドスキルアップ編
各回の流れ
①チェックイン
前回から今回参加までの自身の成長を確認するための各参加者の発表。
②ホームワークの感想
前回のセッションで行ったホームワークの感想を共有。
③今回のテーマに沿う学び
今回のテーマに基づいた新たな知識やスキルを学ぶ。
④今回のホームワークの説明
今回の内容の理解を深め、取り組みやすくします。
⑤チェックアウト
今日の学びや感想についての各参加者の発表。
※多人数ですので、少人数のグループに分かれ、一回中でグループ代表者数名の方にご発言いただきます。プログラム全体ですべての方が発言できるように配慮いたします。
1.自分軸と他人軸の完全理解
〈内容〉 - 自分軸・他人軸それぞれの定義と、愛情を軸にするとスタートから180度違うベクトルであり、共存しないことを学ぶ。
〈目的〉- 自分の教育観や価値観を見直すことで、愛情ある子育ての基盤を知る。
2.感情の投影と自己認識
〈内容〉- 「感情」の性質を学び、適切な昇華の方法を学びます。
〈目的〉 - 過去の影響を認識し、こどもや配偶者、周囲との関係性を何を軸にどう見て、改善するかを理解する。
3.境界線を引く技術
〈内容〉 - 自身と他者の境界線を理解し、尊重することへの重要性の理解。心理的安全性の学び。
〈目的〉 - 保護者自身が自分の境界線を引くことで、こどもや配偶者、周囲への適切な接し方を見直す。
4.家庭内外の暴力の理解
〈内容〉 - 殴る蹴るだけではない暴力とは何か、その影響を知り、こどもとの信頼関係をいかに結ぶか、こどもが他者に「暴力はNO!」と言えるしくみを学ぶ。
〈目的〉 - こどもが安心安全の中で自分を表現できる環境を提供する。
5.トラウマとその影響
〈内容〉 - 実は意外なほど簡単に芽生えるトラウマやPTSD。それがどんな時に生じ、どのように子育てや家庭環境に影響を与えるか、社会問題に繋がっているのかを学ぶ。
〈目的〉 - トラウマ・PTSDのしくみを知る。
6.双方向のコミュニケーション技術
〈内容〉 - 発達心理学において人の心・精神がどのように形成されるか。マズローの欲求5段階説/愛着形成、そのかかわりがいつまで必要かを学ぶ。
〈目的〉 - こどもも大人も、自分の人生を生き抜くための人間力のベースを身につける。
7.心の安全基地の構築
〈内容〉 - 第6回に続く発達心理学において人の心・精神がどのように形成されるか。心の安全基地の役割や意義について学ぶ。
〈目的〉 - こどもも大人も心理的安全性を守られる家庭環境を整える。
8.自己価値の理解
〈内容〉 - 何を軸に自分を見る、他者を見ると、自分が、相手が、自己価値を感じることができるのかを学ぶ。また、価値観が違った場合の解決策を考えていく。
〈目的〉 - その能力を最大限に発揮するためのスタート。
9.信頼関係の育成
〈内容〉 - 1~8により家庭内での心理的安全性が守られる信頼関係についてまとめる。
〈目的〉 - 共依存ではない信頼関係構築が、こどもも大人も、その心の育ちを保障されることを知ります。
10.家族の未来と幸福観
〈内容〉 - 家族一人ひとりが、健やかな心の育ちを保障される関係性づくりと、それにより一人ひとりがその能力を十分に発揮し、自分の人生を生き抜く人間力となることを学びます。
〈目的〉 - 明確な方向性と目標を持ち、幸せな家庭を築くための意識を高める。
ワークショップ
1.バイアスブレイカーズワークショップ
バイアスブレイカーズワークショップは、日頃の生活や消費行動の中で いかにアンコンシャス・バイアスによる影響を受けているかに気付きを持って頂き、日本企業の実例を交えながら 苦境に陥った時、どのように乗り越えたのか?またあなたならどうするかを考えていくプログラムです。
2.マインドフルネス体感セッション
マインドフルネスは、瞑想や瞑想と体操を行うセッションが多いのですが 弊社では瞑想未経験者やスプリチュアルが苦手という方に、米国企業でも行われているポージングという手法を用いて自己の内側へと意識を導いていきます。また良質な睡眠をとることが明日への活力につながることから、ジャーナリングの習慣をお薦めしており、その為のやり方をセッションを通じて学んでいただきます。
マインドスキルアップ編まとめ
1. 学びの総復習
〈内容〉 - マインドスキルアップ編総復習と応用について。
〈目的〉 - 学んだ内容を総括し、実生活に適用する方法を話し合う。
2.将来のビジョンを描く
〈内容〉 -トレーニングシートを使い、幸福感や価値観を明確にする。
〈目的〉 - 目指す親の姿や家庭の理想像を設定する。
ホームワーク
各回のテーマに合わせた課題をご提出いただきます。
個別サポートセッション
- 内容 - 30分×チケット制(10回)
- 目的 - 人はいとも簡単に、しかも無自覚に軸がブレてしまうことはよくあることです。それには理由があるという学びを提供いたしますが、自分軸への変容を試みても長年親しんだ価値観にどうしても引っ張られます。そのサポートを個別で行ないます。